5月28日(ブドウ防除とジベレリン処理)
こんにちは、高垣です。
今日は週間天気予報だと雨予報だったんですが、なんとか降らずに持ちこたえました。
なのでブドウの防除です。
今日はこの3種です。
右から、スタークルはチャノキイロアザミウマやコナカイガラムシ類対策の殺虫剤で、希釈倍率は2000倍です。
真ん中のリドミルゴールドはベト病対策の殺菌剤で、希釈倍率は1000倍です。
1番左のカンタスは灰色カビ病対策の殺菌剤で、希釈倍率は1500倍です。
今日は薬液を400リットル作成したので、それぞれ200g、400g、266g使用しました。
その後、午後になり涼しくなりました。
圃場の中を歩いていて、ふと見ると
ブドウの花が満開です。
そこでジベレリン処理(種無し化処理)です。
この処理は満開後3日以内に行わなければいけないので、時間との勝負です。
ジベレリン処理の方法は、写真のジベレリン粉末とフルメット液剤を水に溶かして、カップにその薬液を注ぎ、そこに満開になったブドウの花を浸漬します。
ジベレリン粉末は種無し化を促進し、フルメット液剤は果粒の肥大化を促進します。
希釈倍率は、有効成分の割合がどうのとややこしいので割愛します。
品種では、高墨・ピオーネ・安芸クィーン・紫玉が満開になっていました。
やばい忙しい。
では、また。
5月24日(摘心)
こんにちは、高垣です。
今日も暑いです。
さて
今日は
摘心をしました。
ブドウは、枝を大きくしようとする力と花穂を大きくしようとする力が養分を取り合います。
両方大事なんですが、枝がある程度育ったら残りの力は花穂にまわして欲しいのです。
そこで、ある程度枝が育ったら(葉が10枚くらいになったら)先端を切ってしまうのです。
そうすると、枝を大きくしようとする力が弱まり花穂に養分がまわりやすくなるのです。
あと、枝はそれぞれ育つ速度が違うので、摘心して成長が止まっている間にそれまで遅れていた他の枝の成長が追いつき、それによって生育ステージが均等になるという意味もあるようです。
成長にバラツキがあると管理作業は一括して行えませんが、生育ステージが均等になっていると管理作業が一括して行えるようになるのです。
へー。
今日は安芸クィーンが開花してました。
では、また。
5月23日(事務処理の日)
こんにちは、高垣です。
今日は1日中雨が降っていたので、事務処理の日にしました。
午前中はぽちぽちデータ入力したりしてたんですが、午後からはブドウ大事典先生の講義を受けていました。
この人です。
こういう専門書って所々難しい漢字が混ざりますね。
例えば
「葉柄」
ヒントは、僕の兄の名前と同じ読み方です。
では、また。
5月22日(梨防除)
こんにちは、高垣です。
今日も暑かったですね。防除日和。
というわけで
梨の防除です。
ベルクートは黒星病やうどん粉病対策の殺菌剤で、希釈倍率は1000倍です。
サイアノックスはアブラムシ類やシンクイムシ類対策の殺虫剤で、希釈倍率はこちらも1000倍です。
今回は薬液を200リットル散布したので、どちらも200gずつ使用しました。
その後は、ブドウの花をチョキチョキしてたんですが
開花が始まりました。
(品種は高墨です)
では、また。
5月21日(花穂整形Ⅴ)
こんにちは、高垣です。
今日は頭痛がするくらいの暑さでした。
さて今日も
花を
小さくしました。
写真のように10個くらいの蕾が集まったひとかたまりを車といいます。
で、その車が8〜12個くらいになるように切り取って、房型予備軍を作るのが最近の主な作業である「花穂整形」なのです!
おおよその理想の車数は品種によって異なります。
上の写真はピオーネなんですが、この品種の場合は開花直前の花穂整形時に、車数がだいたい8〜10個くらいになるように調整します。
これで長さが3cmくらいになるのです。
なるほどね。
では、また。
5月18日(ブドウ花穂整形Ⅳ)
こんにちは、高垣です。
今日は雨が降るんだか降らないんだかわからない天気でした。蒸し暑い。
さて
今日も
ブドウの花穂整形です。
花穂整形とは、ブドウの花を房として必要な部分まで切り縮めることです。
品種によって切り縮める長さは違うんですが、写真のものはだいたい3cmにしてあります。
そんなに短くして大丈夫?って思うでしょう?
僕も思ってます。
では、また。