7月18日(シャインマスカット袋かけ)
こんにちは、高垣です。
今日は曇ったり雨が降ったりして帰るころには晴れていました。
今日の作業は、まずはシャインマスカットに袋をかけることからです。
立派に育って:;
こんな感じですね。
先週末の防除が済めばすべての青系ブドウに速やかに袋をかけないとダメなんですが、ひとまず稼ぎ頭のシャインマスカットから。
その後は
こんな感じのを
こうしてました。
これも急ぎの仕事でして。
何かというと、黒系ブドウの副梢整理です。
黒系のブドウは一度摘心(枝の先端切除)してからは副梢整理をしてませんでした。
黒系ブドウについては、粒が軟化(柔らかくなって色付きだす)する前に副梢整理してしまうと生理障害がでやすくなるようです。
安芸クィーン、紫玉、高墨、八塔寺という品種は軟化が始まっているので、さっさと副梢整理をして房の成長に全力投球してもらわないといけません。
気ばかり焦る毎日です。
では、また。
7月14日(梨・ブドウ防除)
こんにちは、高垣です。
今日も暑いです。
そんな暑い中、レインコートを着て防除作業です。
まずは梨から
この2種類です。
ベルクートは黒星病、うどん粉病対策の殺菌剤で、希釈倍率は1000倍です。
アクタラはシンクイムシ類、カメムシ類、アブラムシ類、コナカイガラムシ類対策の殺虫剤で、希釈倍率は2000倍です。
今回、梨には300リットル散布したので、それぞれ300gと150g使用しました。
続いてブドウの防除です。
この2種類です。
カンタスは、すす点病、灰色かび病対策の殺菌剤で、希釈倍率は1500倍です。
ディアナはアザミウマ類、ハマキムシ類対策の殺虫剤で、希釈倍率は1万倍です。
すでに袋かけが終了している黒系ブドウ以外に散布するので、いつもより若干少なめの300リットル用意しました。
ですから、それぞれ200gと30g使用しました。
暑くて暑くて頭が痛くなったので
スイカに癒されました。でかい。
では、また。
7月13日(アモーレジベレリン処理2回目)
こんにちは、高垣です。
今日の岡山の最高気温は35℃だったそうです。
暑い。
最近流行りのアモーレです。ジベレリン処理です。
今回行う2回目のジベレリン処理(種無し化処理)は、本来摘粒を終わらせてから行うんですがフライングすることになりました。
何故かというと、ちょっとややこしいんですが、ジベレリン処理を2回する必要がある品種に関して、1回目の処理の効果が「種無し化」に重きを置いているのに対して2回目の処理の効果は「果実肥大」に重きを置いています(これらの品種は種無し化されると果実の肥大が鈍るので2回目でフォローするようです)
従って、ジベレリン処理の2回目を行うと現在
こんな感じでただでさえパンパンな房が、果実の肥大によりとんでもないことに…。
じゃあ、フライングなどせずにキッチリと摘粒を終わらせてからジベレリン処理で肥大させればいいじゃない、と思うでしょう?
あかんねん。
「2回目の処理は1回目の処理が終わってから10日から14日の間に行う」という制約があって、この期間を過ぎてからジベレリン処理を行うとむしろ逆効果になるそうです。
そんなわけでフライングに至りました。 完
それはそうと
黒系ブドウの高墨が色付いてきましたよ!
もう食べれるんじゃないのコレ?
では、また。
7月12日(瀬戸ジャイアンツ生理障害)
こんにちは、高垣です。
今日は雨が降って曇って晴れました。
さて、瀬戸ジャイアンツです。エースなんですが貧弱で色々な障害がでやすいようです。
今回の生理障害は、粒が茶色くなって腐ったような感じになったものがチラホラ見受けられました。
せっかく形の良い最終型になっていたのに、一粒抜かなければならなかったりします。
むしゃくしゃしたのでスイカを眺めにいきました。
!!!
また巨大化してやがる…。
では、また。
7月11日(アモーレ摘粒)
こんにちは、高垣です。
今日の天気は、昨日よりましでしたが暑かったです。
今日からはアモーレという品種の摘粒が始まりました。
これを
こんな感じ。
不恰好に見えるでしょう?しかし粒が成長して大きくなると見映えは良くなるそうです。
本当かな?
摘粒を行うのはアモーレで最後の品種ですが、今迄の作業が遅れている分その影響を一番受けるのがこのアモーレです。
正直、アモーレに対してはもっと早くに摘粒してジベレリン処理(種無し化処理)の2回目の処理を行いたかったです。
写真でもわかるように、粒が大分大きくなっていて房がガチガチに固まっているので摘粒もしにくいのです。
しかも取り除く粒を無駄に大きくしているので、樹に余計な養分を使わせていますからね。
さらに言うなら、2回目のジベレリン処理は1回目の処理から10日〜14日後を目安として行うそうなんですが、アレです。
とにかく大変です。時間との勝負です。負けてますが。
では、また。