5月15日(ブドウ誘引)

 

こんにちは、高垣です。

今日は良いお天気でした。

 

今日の作業は初めての作業でした。

その名も「誘引」です。

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ブドウの新梢がもうこれだけ成長しています。

そこで

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これを使って

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こうですね!!

どうなったかというと、写真中央の新梢を主枝と平行に通してある黒い誘引線にテープで固定しました。

今後、ブドウの花から実になるまで何度もいじくりまわす必要があるので、そういった作業をしやすいように、新梢をこのように規則的に並べます。

また、ブドウの実が大きくなると自重で枝に負担がかかるので、それを支えるためにも線に固定する必要があるようです。

注意点としては、主枝と新梢固定用の誘引線の高さを同じくらいにすることだそうです(新梢を真横に伸ばすイメージ)

角度を急(斜め上)にしてしまうと、木は枝を伸ばすことにどんどん養分を使ってしまい、果実に養分をまわしにくくする、ということのようです。

これは他の果樹でも聞いたことがあるので、植物の特性なんですかね。

樹勢が強すぎる状態(元気すぎる状態)は、果実を収穫するという視点では望ましくなく、中庸が一番だそうです。

それを作為的な枝の角度調節で左右できるなんて、不思議ですね〜。

最初に思いついた人すごい。

 

では、また。