12月18日(ブドウの仮剪定)
こんにちは、高垣です。
山の上は強風が吹いたり小雨がぱらついたりして大変です。
さて、今日も強風に煽られながら落ち葉を集めていたんですが、ふと考えました。
ブドウの仮剪定をどうしようかな、と。
僕の師事している先生は、今年は仮剪定をしないそうです。
理由は、今はもう冬だと思うんですが気温がなかなか下がらなかったため、樹がお休みする準備を整えていないから、という感じです。
要は、写真は今年実をつけた枝ですが、本来この枝の中にまだ養分が残っていても、気温が下がってくるとその養分を本体の樹に戻すらしいです。
それが、気温がなかなか下がらないので枝の中に養分が残っており、剪定をしてしまうとその養分を捨てることになる、という理屈のようです。
実際に、2〜3週間前に先生の圃場の枝を切った時は、切り口からすぐに樹液がポタポタ落ちました。
で、今日試しに農園の枝を切ってみたんですが、特に樹液が出るようなことはなかったので大丈夫かなあとは思いつつ、今年は仮剪定無しで良いかと決めました。
まあ、去年は仮剪定したので今年は仮剪定無しを試してみようかということです。
本来は、その年の気候に応じて決める必要があるんですね。
同じ気候の年はないので、やはり農業は難しいです。
では、また。